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キャッチャーとジャックの調整

ウィペンの位置が決まると、今度はキャッチャーの位置を

合わせて行きます。キャッチャーとはハンマーが弦を打って

落ちてきたところをキャッチングするための部品のことです。

ファイル 330-1.jpg

このようなプライヤーでハンマーウッドのテール部分と

キャッチャーが正しく合うように調整します。

ファイル 330-2.jpg

この様に鍵盤を押してハンマーが実際にどの様にキャッチング

されるかを確認しながら、キャッチャーの角度などを合わせて

いきます。これらが揃うと綺麗にハンマーがキャッチャーに

スッと納まります。

それが終わると今度はジャックの位置を合わせていきます。

ファイル 330-3.jpg

ジャックと呼ばれ、鍵盤を押すと上下する部品とローラーの

基準となる位置を合わせていきます。ジャックの位置が浅い

位置にあると鍵盤からの力が抜けてしまいますので

正確な位置にセッティングしていきます。

ファイル 330-4.jpg

その後にジャックの高さを揃えていきます。こうしてジャックの

左右にあるレバーとの段差を指で感じながら調整します。

レバーの位置より紙一枚分くらいジャックの位置が低くなる

ように調整します。

ファイル 330-5.jpg

こんな工具でレバーの位置を決めていきます。ジャックの

高さ調整と言いながら、実際に動かすのはレバーの位置だったり

します。

何となく気ままにグランドピアノの調整を書いていますので

また近いうちにその他の作業もアップしますね。

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